福島第一原発 格納容器の内部をロボットが撮影[2015/04/14 00:05]

 メルトダウンした福島第一原発1号機の格納容器の内部でロボットが撮影した映像が公開されました。

 映像を撮影したロボットは10日に、格納容器につながる配管から投入されました。原子炉建屋の中枢にある格納容器の内部を反時計回りに半周する予定でしたが、3分の2ほど移動した場所で止まってしまいました。床の段差にはまったとみられます。ただ、最大で毎時9.7シーベルトと極めて高い放射線量の中でもロボットが正常に動くことや、地下に通じる開口部に障害物がないことから引き続きロボットによる調査ができることが分かりました。今後、廃炉作業で最大の障害となる格納容器の底部に溶け落ちたとみられる核燃料を発見する期待が高まっています。

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