ホースの穴から“汚染水”漏れ 福島第一原発[2015/05/29 22:17]

 福島第一原発で、ホースに開いた穴から汚染水が漏れ出しているのが見つかりました。汚染水は、排水路を通じて原発の港湾内に流出したということです。

 東京電力によりますと、29日午前10時ごろ、タービン建屋の地下につながるホースから、水が漏れ出しているのを作業員が見つけました。ホースは比較的高い濃度の汚染水を運ぶためのもので、1cmほどの穴から水が漏れ、排水路を通じて原発の港湾内に流出していたということです。排水路の水を測ったところ、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質の濃度が1リットルあたり最大1400ベクレルと、27日に比べて48倍に上がっていました。ホースに穴が開いた原因や漏れた量は調査中ですが、港湾の出口で放射性物質の濃度に大きな変動はないため、東京電力は、港湾の外側の海には影響はないとしています。

「撮影:東京電力」