名前、生年月日、住所が…125万件の年金情報流出[2015/06/01 17:54]

 日本年金機構がサイバー攻撃を受け、年金番号や名前などの個人情報約125万件が流出したことが分かりました。厚生労働省前から報告です。

 (社会部・清永圭一記者報告)
 緊急の会見は1日午後5時から始まりましたが、重大な事態を受け、会見は今も続いています。
 日本年金機構:「電子メールのウイルスが入った添付ファイルを開封したことによって不正アクセスが行われ、情報が流出したものとみられる」
 年金機構によりますと、5月8日以降、複数の職員がウイルスの入った電子メールを開封してしまったことで、複数回にわたってシステムに不正なアクセスが行われました。それによって、年金加入者の名前や生年月日など個人情報約125万件が流出したということです。具体的に流出したのは、年金番号と名前の組み合わせが3万1000件、年金番号と名前、生年月日が116万7000件、さらに加えて住所の情報も流出したのが5万2000件です。流出は先月28日に判明し、年金機構はすべてのパソコンについてインターネットとの接続を遮断しました。これまでのところ、年金額や支払いを管理する基幹システムへの不正アクセスは確認されていませんが、個人情報へのなりすましや詐欺に悪用される可能性があります。年金機構は2日から、本人確認ができる体制を確立したり専用の電話番号を設けるなど対策を行うとしています。また、年金機構はサイバー攻撃についてすでに警視庁に通報していて、公安部が捜査を始めています。