火砕流は“時速115km”に達す 口永良部島の噴火[2015/06/02 05:51]

 爆発的な噴火に伴って発生した火砕流が、時速115kmの猛スピードで山を流れ下っていたことが分かりました。

 気象庁によりますと、監視カメラの解析などから、新岳火口の西側に流れた火砕流は噴火の70秒後に海に達していたことが分かりました。平均時速は115kmに達します。火砕流が流れたのは立ち入りが規制されている範囲内でしたが、島民が暮らす集落に及んでいた場合、逃げるのは困難だったとみられます。

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