口永良部島が再び噴火 悪天候で噴煙は確認できず[2015/06/18 13:40]

 鹿児島県の口永良部島で18日正午すぎ、噴火があった模様だと気象庁が発表しました。噴火の規模などは分かっていません。住民が避難している屋久島から報告です。

 (塚越礼奈アナウンサー報告)
 屋久島町の宮之浦港です。ここからは口永良部島を直接、望むことはできませんが、気象庁は午後0時17分に口永良部島の新岳が噴火した模様だと発表しました。口永良部島は宮之浦から西の方向にあるのですが、気象庁も天候不良のため、噴煙の状況などは確認できていないということです。気象庁は、今回の噴火を火山灰ではない地震計と空振計で判断したということです。気象庁によりますと、連続噴火は午後0時47分に停止した模様だということです。ただ、新岳では火山性地震の回数が17日の一日で31回、18日も午前11時までに8回観測され、火山活動が活発な状態が続いていました。永田地区も灰雨が降ったという報告も受けています。噴火の影響かもしれません。今回の噴火の影響で、島民の一時帰島にも影響が出そうです。

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