聖マリアンナ病院に、川崎市立ち入り 専門資格問題[2015/07/13 11:57]

 聖マリアンナ医大病院の精神科医が専門資格を不正取得していた問題で、13日に川崎市が病院を立ち入り検査しました。

 聖マリアンナ医大病院によりますと、11人の医師が重い精神障害がある患者を強制的に入院させるかどうか判定できる資格を不正に取得していました。11人の医師は資格を取得するために不正な診察レポートを厚生労働省に提出していたことが発覚し、これまでに医師11人と指導医12人の合わせて23人の資格が取り消されています。川崎市は13日、この問題を受けて、定期的な立ち入り検査の時期を早めて実施しました。検査は14日まで行われ、患者や医師から診察状況について聞き取り調査を行うなどして、問題の経緯や今後も診療体制を維持できるのかなどを確認するということです。

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