ナンペイ事件から20年 「残虐な犯人、絶対に検挙」[2015/07/30 17:23]

 20年前に女子高校生ら3人が殺害された事件で新事実です。「強盗でもやりませんか」と持ち掛けていた男性。事件との関わりはあったのでしょうか。

 警視庁捜査第1課・釣宏志課長:「残虐な犯人。これを絶対に検挙するという強い思いで執念の捜査を引き続き推進する」
 1995年7月30日、東京・八王子市の「スーパーナンペイ」で、矢吹惠さん(当時17)ら3人が拳銃で撃たれて殺害されました。これまでに現場に残された粘着テープから指紋の一部が採取され、事件当時、40代だった会社員の男性とほぼ一致したことが分かっています。この男性は十数年前に死亡しています。その後の捜査関係者への取材で、この男性が周囲に「強盗でもやりませんか」と持ち掛けていたことが新たに分かりました。また、男性の元同僚に暴力団関係者の存在が浮上していたことも分かりました。この元同僚は、知人に「拳銃を預かってほしい」などと相談していたということです。男性は生前、任意の聴取に対し、「事件当日はソフトボール大会に行っていた」とアリバイを主張していました。

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