空き部屋も悪用…特殊詐欺、意外な手口で巧妙化[2015/08/06 14:10]

 振り込め詐欺などの特殊詐欺で、犯行グループが金の受け取り場所として空き部屋を使うなど、手口が巧妙化していることが警察庁のまとめで分かりました。

 警察庁によりますと、今年上半期に起きた特殊詐欺の件数は7007件で、去年の同じ時期に比べて約900件増えました。被害額は236億円余りで、33億円余り減りました。金の受け取り場所としてアパートやマンションの空き部屋が使われる例が43件あったということです。詐欺グループが内見に立ち会えない不動産業者から鍵の保管場所を聞いた後、入居者を装って立ち入り、現金の郵送先として使うなどしていました。また、被害者に金融機関で金を引き出させる時に、窓口の行員などに気付かれないようにする手口も巧妙化しています。被害者に自動車のカタログを持たせて「新車の購入代金が必要だ」と説明させたり、喪服を着させて「身内に不幸があった」と嘘をつかせる例もあったということです。