「反省」初めて盛り込む 追悼式で天皇陛下おことば[2015/08/15 14:35]

 戦後70年を迎えた15日、東京の日本武道館で全国戦没者追悼式が行われました。天皇陛下が「深い反省」という表現を盛り込み、追悼の言葉を述べられました。

 天皇陛下:「先の大戦に対する深い反省と共に、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い」
 天皇陛下は、毎年、式で追悼の言葉を述べられていますが、「反省」という表現が盛り込まれたのは初めてです。式には遺族のほか、安倍総理大臣や政府関係者ら約6500人が参列しました。出席した遺族のうち戦没者の妻は14人で、全員が85歳以上でした。戦没者の子どもは3000人以上が参列しましたが、ほとんどが70歳以上となり、高齢化が進んでいます。

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