2度の修正を経て、このエンブレムに決定した経緯[2015/09/01 16:07]

 盗作疑惑の相次いだ2020年東京オリンピック・パラリンピックの大会公式エンブレム問題が急転、組織委員会が使用中止を決めました。エンブレムはどのような経緯で決まっていったのでしょうか。

 組織委員会によりますと、エンブレムは去年11月、104点の応募作品のなかから投票で4点まで絞り込んで、デザイナーの名前が分からない状態で進められたということです。佐野研二郎氏の元々の応募作品をIOC(国際オリンピック委員会)と組織委員会が世界の商標を調べたところ、若干、類似する作品が見つかったために、組織委員会は佐野氏に作品の修正を依頼しました。今年2月初旬ごろに佐野氏が示した最初の修正案を、「躍動感が薄まった」として組織委員会は再度、佐野氏に修正を依頼。つまり、二度の修正を経て、今年4月に今のエンブレムになったということです。今年7月24日、東京都庁で華々しく正式に発表されましたが、その後、数々の盗用疑惑が出てきましたが、先月28日に組織委員会は「別物で盗作にはあたらない」として、今後もエンブレムを使い続ける方針を示していました。