「夢から起きたような」大村教授 一夜明け喜び語る[2015/10/06 11:45]

 5日にノーベル医学生理学賞の受賞が決まった北里大学の大村智特別栄誉教授(80)が、一夜明け、自宅で喜びを語りました。

 北里大学・大村智特別栄誉教授:「びっくりしましたよ、きのうは」「実感というか夢から起きたような感じ」「(Q.仏壇に何と報告?)『お母さん(妻)ノーベル賞頂けるんだよ』」「(Q.(新聞の写真)すごくうれしそうですね?)うれしいんだね、きっと。若い人たちが『僕も何かやりたいな』という気持ちを持ってくれればいいなと。そういう役目なんだな、私ね」
 大村さんは毎日、午前6時に起きて散歩に出掛けるのが日課ですが、5日夜はなかなか眠れなかったということです。
 大村教授の秘書をしていた人:「大村先生、おめでとうございます。非常に喜んでおります」
 看護師:「とてもワクワクして出勤しました」
 医師:「非常に温厚で、研究室の人たちは『厳しい』とおっしゃってますが、我々にはとても優しい先生です」
 韮崎大村美術館・堀内洋子副館長:「『おめでとうございます』の言葉の前に『お帰りなさい』と。美術館にいらした時は科学者の姿がどこにも見当たらず、優しい方です」

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