ノーベル賞・梶田教授 新たな挑戦「KAGRA」公開[2015/11/06 22:36]

 岐阜県飛騨市神岡町。大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」の第1期施設が完成し、報道陣に公開された。この施設で重力波の研究に取り組むのは、今年、ノーベル物理学賞に輝いた東京大学宇宙線研究所の梶田隆章教授だ。
 東京大学宇宙線研究所・梶田隆章教授:「我々としては、重力波を直接、検出し、空間に対する概念を変え、ブラックホールの生成の瞬間などを研究する重力波天文学を創生したい」
 建設された場所は、ニュートリノの実験装置「カミオカンデ」もある山の中だ。全長3kmのトンネルが2つ、直角につながった施設となっている。アインシュタインが相対性理論を完成させ、理論上、導き出してから100年。重力波の存在は誰も直接、観測できていない。そのゴールへの先頭にいるのが、このKAGRAだ。今後、プロジェクトに参加する予定の地元の富山大学の学生は…。
 富山大学(来年から東大大学院へ)桐井真さん(22):「努力次第ではどれだけでも頑張れるという、この環境があるというのはすごい良いことだなと」
 本格稼働は2017年度に予定されている。