桜島、警戒レベル2に引き下げ 観光業界は安堵の声[2015/11/25 11:52]

 気象庁は、鹿児島県の桜島の噴火警戒レベルを25日午前11時に入山規制の「3」から火口周辺規制の「2」に引き下げました。

 桜島では9月16日以降、爆発的噴火が観測されておらず、25日に爆発がなければ70日間連続で爆発がないことや、火山性地震の回数や火山ガスの量も少ないことなどから、気象庁は午前11時に桜島の噴火警戒レベルを入山規制の3から火口周辺規制の2に引き下げました。桜島では8月15日に火山性地震が急増し、噴火警戒レベルが「4」の避難準備に引き上げられ、9月1日に入山規制の3に引き下げられていました。レベルの引き下げで、観光業界などからは安堵(あんど)の声が聞かれますが、鹿児島市は火口から2kmとしている立ち入り規制のエリアを維持するということです。

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