栃木県塩谷町、指定廃棄物の処分場候補地を返上へ[2015/12/01 00:05]

 福島第一原発事故で発生した指定廃棄物の処分場候補地となっている栃木県塩谷町は、来週にも環境省を訪れ、候補地を「返上」する考えを示しました。

 那珂川の源流域にある塩谷町の候補地は、9月の豪雨で一部が浸水しました。国や県の事前の取り決めでは、「洪水や浸水が起きる場所」は候補地から除くよう定められています。このため、塩谷町の町長らは、1日から県内のすべての市と町を訪問して候補地を返上する考えを示すとともに、来週には環境省を訪れて改めて処分場受け入れを拒否する方針です。こうした動きに対し、環境省の井上真治副大臣は「候補地の返上はあり得ない」として、処分場建設に適しているかどうかを見極めるための国の現地調査を受け入れるよう、町に強く求めました。