リニア最長トンネルの難関工事 着工前に安全祈願 [2015/12/18 13:41]

 リニア中央新幹線の最難関工事とされる南アルプストンネルの起工式が行われ、JR東海などが安全を祈願しました。

 東京と名古屋を結ぶリニア中央新幹線は、トンネルを通る区間が全体の8割以上を占めます。そのなかでも、山梨・長野・静岡の3県を通る南アルプストンネルは最も長く、全長は25kmになります。JR東海は、リニアでは初めてとなる本格的な工事に向け、トンネルを掘り始める山梨県早川町で起工式と安全祈願を行いました。
 JR東海・柘植康英社長:「地域の皆様とも、しっかり連携を取って、この難工事を社を挙げて乗り切っていきたい」
 南アルプストンネルは、地表から1400mの深さを掘ることなどから最も難しい工事とされています。トンネルの工期は10年間で、JR東海は2027年のリニア開業を目指しています。

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