函館や青森・東通村など震度5弱 津波の心配なし[2016/01/14 13:40]

 14日午後0時25分ごろ、北海道と青森県で最大震度5弱の地震がありました。若干の海面変動が予想されていますが、津波の心配はないということです。

 午後0時25分ごろ、北海道の浦河沖の深さ50キロを震源とするマグニチュード6.7の地震がありました。最大震度5弱を北海道の函館市や新冠町、青森県の東通村などで観測したほか、北海道と青森県、岩手県の広い範囲で震度4の揺れがありました。この地震による津波の心配はありませんが、沿岸部では若干の海面変動が予想されています。
 北海道警察本部によりますと、この地震で、札幌市で高齢女性2人が揺れで転倒したという情報が入っています。北海道電力によりますと、泊原子力発電所に異常はないということです。JR北海道によりますと、日高線と室蘭線の一部区間で運転を見合わせているということです。
 また、青森県内で震度5弱を観測した東通村の職員は「短い時間、大きな横揺れがあったが、物が倒れることはなかった」と話しています。青森県などによりますと、今のところ大きな被害は確認されていません。東通原発と六ヶ所村の核燃料サイクル施設ともに異常はないということです。JR東日本によりますと、東北新幹線は、一部区間で停電により一時、運転を見合わせましたが、現在は再開しています。青森県内の高速道路に通行止めなどはありません。

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