広島、豪雪地帯「ここまで一気に積もった記憶ない」[2016/01/25 16:59]

 25日に1メートル42センチの積雪を観測した広島県北広島町から報告です。

 (廣瀬隼也アナウンサー報告)
 北広島町八幡という北部にある地域ですが、また雪が一段と強くなってきました。この辺りの積雪量ですが、ひざのあたりまでスッポリと埋まってしまって、足が抜けなくなるくらいに積もっています。屋根の上にもかなり分厚い雪が積もっている状況で、今にも落ちてきそうです。25日朝は1メートル42センチ、また、24日は一時、1メートル48センチまで雪が積もりました。この地区の観測所では、過去10番目の積雪量だということです。地元の人に話を聞きますと、道路のアスファルトが先週までは見えていたということです。23日、24日で一気に雪が積もったということです。この地域は雪が積もる豪雪地帯といわれる場所です。例年は徐々に積もるところが、2、3日でここまで一気に積もったのは、50年近くこの場所で生活している人も記憶にないということです。また、住宅では、住民が玄関から出て数歩、歩いた所で雪に埋もれて身動きが取れなくなることが24日にあり、家族に救助される場面もあったということです。

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