東京ドームでテロ対策訓練 伊勢志摩サミット控え[2016/02/09 19:30]

 5月に開催される伊勢志摩サミットを控えて、多くの観客が集まる東京ドームで、警視庁の銃器対策部隊が出動してテロ対策訓練が行われました。

 訓練は、東京・文京区の東京ドームで、イベントの観客を装ったテロリストの男が爆発物を持って手荷物検査場に現れたという想定で行われました。男は女性を人質に取り、警察官に発砲するなどして車で逃走しようとしましたが、警視庁の銃器対策部隊が出動して制圧しました。その後、「DJポリス」が観客を避難誘導したほか、爆発物を安全に回収する手順も確認しました。去年11月にパリで起きた同時多発テロではサッカースタジアムなどのソフトターゲットが狙われていて、警視庁が警戒を強めています。

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