高浜原発4号機で水漏れ 周辺環境への影響なし[2016/02/21 05:53]

 再稼働の準備が進む福井県の高浜原発4号機で、放射性物質を含む水が建屋内に漏れるトラブルがありました。周辺の環境への影響はありません。

 関西電力によりますと、20日午後3時40分すぎ、高浜原発4号機の原子炉補助建屋の配管から水漏れを確認しました。床などに一次冷却水約34リットルが漏れましたが、漏れた水に含まれる放射性物質の量は国に報告するレベルの60分の1以下ということです。水は拭き取るなどしてすでに回収を終えていて、周辺への影響はないとしています。高浜原発4号機は26日にも原子炉を起動する予定でした。今後のスケジュールへの影響について、関西電力は「原因を分析中で現時点ではコメントできない」としています。

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