新雇用の運転手に実車訓練を バス事故受け国交省[2016/02/25 00:05]

 長野県軽井沢町で起きたスキーバス転落事故を受け、国土交通省は、新たに雇った運転手などに実車訓練を義務付ける方針を固めました。

 国交省は24日、再発防止策の検討委員会で、貸切バス運転手の技術チェックを強化していくことを決めました。新たに雇った運転手や事故を起こした運転手には、これまで義務付けられていた座学に加え、実際に運転させて技能を確認する実車訓練を新たに義務付ける方針です。また、直近の1年間で運転していなかった大きさのバスを運転させる際にも、同じように座学と実車訓練を義務付けます。このほか、バスの車種ごとの運転経験などについても記録を義務化するということです。

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