「ゴオーという音で外に」 危機一髪で助かった家族[2016/04/17 16:51]

 熊本県南阿蘇村の土砂崩れ現場では、安否不明の捜索が続いています。

 (矢島悠子アナウンサー報告)
 大量の土砂が流れ込んで倒壊している家が見えます。道路も地震の影響で割れ目ができてしまっていて、上って歩くような状態になっています。ここの斜面では、現在も捜索活動が続けられています。ここでは1人が亡くなっています。さらに、60代の女性と連絡がつかなくなっていることから、この捜索が行われています。17日午前中からこの捜索を見ていましたが、主に上下2つの場所で重点的に捜索が行われていました。初めは大きな物は重機でよけて、さらに、警察官が一つひとつ手作業でいろんな物をよけていくことを繰り返し行っている状態です。この土砂崩れがいつ起きたのかということですが、最初の地震ではなく、16日未明に起きた強い地震の数分後だったといいます。その話をして下さった住民の人は瓦の屋根の家に住んでいた人です。実際に話を聞くと、まず、強い地震が起きた後に「ゴオー」という大きな音がしたそうです。その音があまりに大きかったので、何かと思って表に出てみると、足元に泥水が流れていたといいます。その泥水が何かなと思っているうちに今度は家が傾いたということで、本当に慌てて家族で逃げたということです。危機一髪の状況がよく分かるのですが、その家に住んでいた3人は無事だということです。