また震度5強 道路は大渋滞、支援物資の配送に影響[2016/04/19 18:04]

 地震の影響は観光や物流にも影響が出てきています。熊本県庁近くの幹線道路の歩道橋の上から報告です。

 (菅原知弘アナウンサー報告)
 (Q.渋滞の状況は支援物資の配送にも影響が出ている?)
 支援物資の配送には影響が出ているようです。19日午後に起きた地震では陸橋も縦に大きく揺れ、信号機も縦に大きく揺れていました。震度5強だといわれている熊本市内ですが、そこまでの揺れは感じていません。周りの建物や人などにも大きな影響はみられません。事故なども起きていない状況です。国道57号の陸橋の下を走る上下線ともに片側3車線ありますが、大渋滞となっています。熊本県庁が2キロ先にあり、そこは現在、全国からの支援物資をとどめる拠点となっています。熊本県庁に向かう上り車線は、福岡県や佐賀県などから支援物資を運んでいる車が通っているものと思われます。時々、大型車両も見られます。しかし、現在、九州自動車道がこの辺りでは上下線ともに復旧しておらず、通行止めになっているので、渋滞に巻き込まれた車両が県庁まで行くことができません。福岡から通常よりも3倍以上かかった車両もあるということです。さらに、無事に県庁に支援物資が届いたとしても、そこから市内の至る所で渋滞が待っているので、熊本県の益城町や南阿蘇村など甚大な被害を受けている場所に支援物資が届いていないということです。

こちらも読まれています