北アルプス立山で遭難した男性ら2人の遺体見つかる[2016/05/02 15:09]

 富山県の北アルプスの立山連峰で、先月30日に遭難した男性ら2人の遺体が見つかりました。

 警察によりますと、2日午前7時すぎ、富山県の北アルプス立山連邦の富士ノ折立の山頂付近で、遭難者を捜していた防災ヘリが男性2人を発見しましたが、死亡が確認されました。2人のうち1人は富山県砺波市の会社員・島靖博さん(62)で、入山届には先月30日から1人で立山連邦を縦走し、剱御前小舎に向かうと書かれていました。先月30日午後2時ごろに、島さんから小屋に「富士ノ折立と真砂岳の間で視界が悪くなり、動けなくなっている。もう1人いる」と連絡があり、山岳警備隊が捜索していました。警察は、もう1人の遺体の身元の特定を進めています。

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