ドローンで撮影…天守閣の屋根に“しゃちほこ”か[2016/05/02 17:57]

 熊本城では、地震により天守閣の屋根に設置されていたしゃちほこが落下し、いまだ見つかっていません。テレビ朝日がドローンを使って取材した新たな映像には、なくなったしゃちほことみられるものが意外なところで映っていました。

 熊本城のやぐらや石垣、門などは地震で大きく崩落し、合わせて13の国の重要文化財にも被害が出ています。そして天守閣です。熊本城は約400年前に戦国武将・加藤清正が築いた城で、熊本のシンボルです。日本の三名城に数えられ、天守閣は1960年に総工費1億8000万円を掛けて復元されました。地震の前、天守閣の屋根に2つのしゃちほこがありましたが、屋根が崩れて瓦も剥がれ落ちてしまい、2つのしゃちほこもどこにいったか分からなくなってしまいました。そんななか、1日にドローンを使って撮影したこちらの映像をよくご覧下さい。カメラが天守閣のある部分に寄っていきます。これが、なくなっていたしゃちほことみられるものです。頂上からワイヤのような細いひもが伸びて、ここで止まっているようにも見えます。このしゃちほこのようなものは元々、設置されていた天守閣の屋根から数メートル下で見つかり、地震の揺れで落下した後、取り付けられていたワイヤ状のひものおかげで地面まで落ちずにつるされたような状態になっていたと考えられます。熊本城調査研究センターの方によりますと、「しゃちほこは今後、天守閣の修復作業と合わせて新しく作り直すことになるのでは」と話しています。