新潟焼山で小規模噴火か 気象庁が警戒呼びかけ[2016/05/07 07:04]

 新潟県と長野県の県境にある新潟焼山で6日午後、噴火による降灰が確認されました。気象庁は、ごく小規模な水蒸気噴火が起きたとみていて、山頂から半径1キロ以内には立ち入らないよう警戒を呼び掛けています。

 気象庁によりますと、午後1時ごろ、新潟焼山の山頂東側の噴気孔周辺で、新しい灰が降っているのが確認されました。先月15日から今月6日にかけて噴火したものとみられ、気象庁は「ごく小規模な水蒸気噴火があった」との見方を示しています。新潟焼山では今月1日に火山性地震が23回観測されるなど火山活動の高まりが見られていて、地元自治体は山頂から半径1キロの範囲を立ち入り禁止の規制をしています。気象庁は引き続き火山活動に警戒を呼び掛けています。

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