必死の救助要請 殺到する通報…地震当時の音声記録[2016/05/15 11:48]

 熊本地震の本震があった日に熊本市の消防に掛かってきた1700件の通報のうち、実際に出動した件数は4分の1だったことが分かりました。

 当時の通報音声:「(Q.119番、どうしました?)家が潰れて、赤ん坊が閉じ込められている」「(Q.赤ちゃんは?)全然、分からない。倒壊状態で。大至急、お願いします」
 赤ちゃんはこの後、無事、救出されてけがもありませんでした。熊本市消防局によりますと、本震があった先月16日に通報はピークを迎え、普段の約12倍の1700件を超えていたことが分かりました。このうち、人命に関わるものに優先して対応したところ、実際の出動は450件にとどまったということです。
 熊本市消防局・池田光隆消防司令長:「すべて出動事案ではない。必要なものを出した。人命最優先でやっています」
 消防局は東日本大震災などの事例を踏まえ、今後の災害時の対応について検討を進めるとしています。