水素スタンド併設のガソリンスタンドで消火訓練[2016/06/07 00:27]

 燃料電池自動車のための水素スタンドで火災が起きたことを想定した東京都内で初めての消火訓練が行われました。

 燃料電池自動車は、ガソリンを使わずに水素と酸素の化学反応で動く環境に優しい自動車として普及が進んでいます。業界団体によりますと、東京都内では燃料電池自動車のために11カ所の水素スタンドが稼働していて、今後、さらに増える見通しです。東京消防庁は6日、震度6強の地震でガソリンスタンドから出火した想定で、併設されている水素スタンドに燃え広がらないようにするための訓練をしました。水素ガスは扱いを間違えると引火する危険性が高く、東京消防庁は利用者に安全な使い方を学んでほしいとしています。

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