舛添氏への「不信任決議案」 きょう可決の見通し[2016/06/15 05:50]

 東京都議会の自民・公明・共産などの主要会派は15日未明、舛添都知事の不信任決議案を共同で提出しました。午後からの本会議で可決される見通しです。

 都議会自民党・宇田川幹事長:「都政をより高みに上げられる人だと思ったからこそ(選挙の際)一定の協力をさせて頂いたことは事実でありますから、こうなったことは残念」
 共産党都議団・大山幹事長:「普通ならこれだけの都民の皆さんの信頼を失い、そして、都議会から不信任を突き付けられたら失職するのが当然だと思う」
 都議会の自民党や公明党、共産党などの8会派は知事の不信任決議案を共同で提出しました。午後1時から始まる本会議で審議され、可決される見通しです。その場合、知事は10日以内に自ら辞職するか議会の解散を迫られることになります。14日、都議会では各会派の不信任決議案の取りまとめ作業が進められる一方で、自民党は知事に自ら辞職するよう説得を続けていました。午後6時前に始まった議会運営委員会の理事会には知事が出席し、時には涙を流しながら10分間にわたって9月の議会までの続投を訴えたということです。知事は13日の総務委員会で「不信任決議案が可決されれば、辞任か解散の選択を迫られる」などと述べ、リオデジャネイロ・オリンピック後の9月の議会まで不信任決議案の提出を猶予するよう求めていました。

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