クーデター未遂で熊野古道の世界遺産“追加”先送り[2016/07/18 15:56]

 トルコのクーデター未遂の影響で、和歌山県など3つの県にまたがる「紀伊山地の霊場と参詣(さんけい)道」の世界遺産への追加登録が先送りされました。

 熊野古道で知られる紀伊山地の霊場と参詣道は、2004年に世界文化遺産に登録されました。その後、新たに参詣道が確認され、トルコのイスタンブールで17日まで開かれたユネスコの世界遺産委員会で追加登録が承認される予定でした。しかし、クーデター未遂が発生し、世界遺産委員会が会議の期間を短縮したため、追加登録の承認が見送られました。秋にパリで開催される臨時委員会で承認される見通しです。

こちらも読まれています