政活費架空請求の富山県議会元副議長、議員も辞職[2016/07/19 20:07]

 富山県議会の元副議長が政務活動費で購入した書籍代約460万円を架空請求していた問題で、議員を辞職しました。不正請求した政務活動費は今後、返還するということです。

 富山県議会の矢後肇元副議長は、2010年からおととしまでに政務活動費で約450冊の書籍、460万円分を富山県南砺市の同じ書店で購入したと報告していました。しかし、実際には領収書は偽造したもので、書籍は購入しておらず、架空の請求でした。矢後氏は副議長を辞職していましたが、その後、支援者らと相談して議員辞職も決断したということです。警察は詐欺容疑などを視野に、慎重に情報収集を進めています。

こちらも読まれています