関東の“震度7”誤配信 地震計の電源故障が原因[2016/08/13 05:57]

 関東地方で最大震度7を予測する緊急地震速報が誤って配信された問題で、気象庁は、地震計の電源が故障したことが原因だったと発表しました。

 1日午後、気象庁から東京湾でマグニチュード9.1以上の地震が発生したという緊急地震速報が配信され、私鉄などが一時、運転を見合わせました。気象庁によりますと、千葉県富津市にある地震計の電源が故障し、激しい揺れを示すデータが誤って記録されたのが原因だったことが分かりました。故障は落雷による可能性が高いということです。気象庁は再発防止のため、今後、同じ仕組みの地震計のデータは使わないことを決めました。

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