盲学校の生徒らが地下鉄のバリアフリー化を確認[2016/08/25 20:45]

 盲学校や特別支援学校の高校生が都営地下鉄の駅のホームを実際に利用して、不便さなどがないかチェックしました。

 今回、参加したのは、都立文京盲学校と都立墨東特別支援学校の高校生4人です。4人は都営大江戸線の都庁前駅で、職員の説明を受けながらホームの点字ブロックや表示板などを確認しました。盲学校の高等部3年生の瀧楓花さんは「弱視なので車内放送を頼りにしているが、電車の音でかき消されることもある。もう少し音量を上げてほしい」などと訴えました。東京都は都営地下鉄のバリアフリー化を進めていますが、障害のある人たちに実際に利用してもらって意見を出してもらうことで、さらなるサービス向上につなげたい考えです。特別支援学校の生徒がこうした企画に参加するのは、今回が初めてだということです。

こちらも読まれています