東京五輪の費用3兆円とも…都民の“本音”は?[2016/09/01 16:56]

 東京オリンピック・パラリンピックに掛かる費用は総額2兆円とも3兆円になるとも言われていますが、現時点で東京都は、負担する額を2689億円になると見積もっています。その内訳は、バレーボール会場となる有明アリーナ、ホッケーの大井ホッケー場などの施設の整備に加え、新国立競技場の総工費1581億円の一部も原則、都が負担します。これらの負担額を単純に東京都の人口で割ると、一人あたり約2万円、都民が払った税金が使われる計算になります。これはあくまで現時点でのもので、今後、資材の高騰などで増えることも予想されます。こうした金銭的な負担がある一方で、感動に直接、触れる機会が与えられるのがオリンピックの開催地です。都民はその負担と恩恵をどのように考えているのでしょうか。

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