都庁に保育所 小池知事「待機解消のシンボルに」[2016/09/27 23:42]

 東京都の小池知事は27日、都庁内に新たに設けられた保育所「とちょう保育園」の開所式に出席し、待機児童解消に向けて「シンボル事業にしたい」と意気込みを語りました。

 小池東京都知事:「シンボル事業として地域、近隣企業の皆様に親しまれて、東京の子育て環境の充実に少しでも寄与して効果が出れば」
 とちょう保育園は新宿区の認可保育所として都議会議事堂1階に設置され、来月3日から子どもを受け入れます。開所式には小池知事のほか、都議会の川井議長も出席しました。とちょう保育園は生後57日目から2歳までの子どもが対象で、定員は48人です。半分は新宿区民が利用し、残りを都庁の職員や周辺の企業に勤める人が利用するということです。保育時間は午前7時から午後10時で、看護士も常駐します。小池知事は待機児童の解消に向けて120億円を超える緊急対策を取りまとめています。

こちらも読まれています