宮内庁の風岡典之前長官は退任会見で、天皇陛下の8月のお気持ち表明について「国民が考えるスタートになり、感慨深い」と述べました。
風岡典之前長官:「陛下のお考えが国民に知らされ、政府も国民も色んな人がどのような対応が必要か考えるスタートになったという意味では感慨深いものがあります」
風岡前長官は、天皇陛下が生前退位の意向を強くにじませたお気持ちを表明された際、宮内庁のトップとして中心的な役割を担いました。今後については「これから難しい次のステップに入る」と述べました。後任の山本信一郎長官は「内閣と緊密に連携を取りながら協力していきたい」と述べました。
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