似顔絵技術を捜査員80人が競う 警視庁[2016/10/06 23:49]

 事件捜査の第一線で活躍する警視庁の「似顔絵捜査員」らが技術を競う大会が行われ、23歳の女性警察官が最優秀賞に選ばれました。

 警視庁には事件の目撃者から犯人の特徴などを聞き取り、絵で再現する似顔絵捜査員が317人います。6日、警察署や機動捜査隊など捜査の第一線で活躍する似顔絵捜査員224人のなかから選ばれた80人が参加し、技術向上を目指す競技会が行われました。参加者らは被害者役から髪型や目の形など犯人の顔の情報を聞き取り、1時間以内で色まで付けて似顔絵を完成させました。最優秀賞には、似顔絵捜査員になってわずか5カ月という田無警察署の玉井麻美子巡査が選ばれました。警視庁は1974年から似顔絵捜査を始めていますが、今年は9月末までに1144の事件で似顔絵が作られ、そのうち44件で犯人逮捕につながったということです。

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