津波の心配はなし M6.6と推定 鳥取中部で震度6弱[2016/10/21 14:54]

 21日午後2時7分ごろ、鳥取県中部を震源とする震度6弱の地震が発生しました。この地震による津波の心配はありません。

 鳥取県中部で震度6弱を観測しました。震源の深さは10キロ、地震の規模を表すマグニチュードは6.6と推定されています。この地震による津波の心配はありません。各地の震度は6弱が鳥取県中部、5強が鳥取県東部、岡山県北部、5弱が鳥取県西部、島根県隠岐などとなっています。鳥取県の消防局によりますと、この地震で鳥取市行徳の住宅で女性(37)が転倒し、軽いけがをしているということです。この他にも119番通報が相次いでいて、被害の把握を進めています。鳥取県北栄町によりますと、町内で少なくとも屋根が落ちたなどの被害が合わせて3件あるということです。詳しい住所などは不明ということです。松江市の島根原発2号機について、中国電力は現在、異常がないかどうか確認中です。島根原発2号機は現在、点検停止中です。また、四国電力によりますと、現在、運転中の愛媛県の伊方原発3号機はこれまでのところ、異常はないということです。JR西日本によりますと、この地震の影響で山陽新幹線は全線で運転を見合わせているということです。現在、線路や駅に被害がないかどうかを確認しています。

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