天皇皇后両陛下がスー・チー氏と懇談 和やかに[2016/11/04 21:03]

 天皇皇后両陛下がミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問と懇談されました。

 天皇皇后両陛下は4日午前、皇居の御所でスー・チー氏とミャンマー語の通訳を介して20分ほど懇談されました。今回の来日について陛下が尋ねられると、スー・チー氏は「非常に楽しい良い時間を送っています。京都は第2の故郷です」などと答えたということです。陛下が「ミャンマーでは先の大戦で多くの日本人が命を落として、ミャンマーの人たちにも色々、困難を与えたが、亡くなった日本人を温かく弔ってもらったことに感謝している」と話されると、スー・チー氏は「ミャンマーの人たちは日本人のことを皆、友人だと思っている」と述べたということです。小説「ビルマの竪琴」の話題など、お互い和やかな雰囲気で会話を楽しまれ、最後、皇后さまはスー・チー氏と抱擁し、名残惜しそうにされていたということです。

こちらも読まれています