大地震想定の防災訓練 東京消防庁全職員が参加[2016/11/19 11:56]

 東京で震度6弱の地震が起きたことを想定し、荒川の河川敷などで東京消防庁の全職員が参加して訓練が行われました。

 東京で大地震が起きた場合、多くの人が倒壊した建物に取り残される恐れがあります。災害救助犬が建物の下にいる人を捜し出し、救助隊が屋根に穴を開けて助け出す訓練が行われました。また、住宅密集地で火事が起きると、通常、使う消火栓の水だけでは足りなくなる恐れがあり、川から緊急に水を引いて放水する訓練も行われました。また、東京消防庁の全職員1万8000人が震災で電車などが動かなくなった場合を想定して、自宅からどうやって現場に向かうかなどの手順も確認されました。

こちらも読まれています