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1995年に愛知県で2人が殺害された事件で、被告の精神疾患が悪化して裁判を打ち切れるかが争われた裁判で、最高裁は訴訟能力に回復の見込みがなければ裁判所の判断で裁判を打ち切れるとの初めての判断を示しました。
1995年に愛知県豊田市で男性(当時66)と孫(当時1)が殺害された事件では、73歳の男が殺人の罪などに問われましたが、精神疾患が悪化したとして裁判が停止されました。おととし、17年ぶりに裁判が再開され、1審は裁判を打ち切る判決を言い渡しましたが、2審は「裁判所が一方的に打ち切ることは認められない」として1審判決を取り消しました。最高裁は19日、「訴訟能力が回復する見込みがなく、裁判再開の可能性がない場合、裁判所の判断で打ち切ることができる」との初めての判断を示し、裁判を打ち切る判決を言い渡しました。
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