延焼は約150棟に “大火”依然、消火活動続く[2016/12/23 11:45]

 新潟県糸魚川市で起きた大規模火災は出火から25時間以上が経ちましたが、いまだに完全な鎮火には至っていません。22日午前10時半ごろ、JR糸魚川駅近くの中華料理店から出火し、火は周辺の飲食店や住宅などにどんどん燃え広がり、約150棟が焼けました。

 (大石悠貴アナウンサー報告)
 22日、夜の暗さで分からなかった状況も一夜明けて見えてきました。JR糸魚川駅から約300メートルにかけて焼け焦げた跡がかなり広がっていて、今回の火災のすさまじさを物語っています。火が上がっている様子は確認できませんが、丸一日経った現在も煙が上がっている様子が確認できます。そして、被害が少ない建物もありますが、これは火に耐性が強い鉄筋のコンクリートでできた建物だと思われます。今回の火災は、木造による建物と鉄筋コンクリートでできた建物ではかなり被害に差があることが確認できます。現在も消防が懸命に消火活動にあたっています。かなり広範囲にわたって住宅に被害が及んでいることが確認できます。JR糸魚川駅から延びるメインストリートにも多くの消防車が止まっています。丸一日経った今も火は上がっていませんが、煙が何カ所から上がっていて、消防が分かれて現在も消火活動にあたっている状況です。

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