後期高齢者医療で保険料の徴収ミス 厚労省が謝罪[2016/12/27 23:47]

 75歳以上が加入する後期高齢者医療制度で、誤った保険料を徴収していたとして厚生労働省が謝罪しました。

 後期高齢者医療制度の保険料は、世帯の所得に応じて軽減される割合が変わり、都道府県ごとに同じ設計のシステムを使って計算されています。厚労省によりますと、このシステムに不備があり、2008年の制度開始から誤った保険料を徴収していた人がいたということです。具体的な人数や金額は分かっていませんが、すでに調査を終えた自治体のデータをもとに試算すると、全国で約2万人に上る可能性があります。厚労省は「被保険者の皆様にご迷惑をお掛けしたことをおわび致します」としたうえで、差額については速やかに処理するとしています。

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