豊洲市場開場後、年間約100億円の赤字 都が試算[2017/01/26 05:53]

 豊洲市場の事業費などを検証するプロジェクトチームの会議が開かれ、東京都は豊洲市場の開場後、年間約100億円の赤字になるとの試算を明らかにしました。

 25日の会議では、豊洲市場の維持管理費や収支などについて議論されました。会議のなかで都の担当者は、豊洲市場の開場後、使用料などの収益が年間68億円と見込まれるのに対し、施設の減価償却費を含めると支出は166億円となり、年間で約100億円の赤字になるとの試算を明らかにしました。豊洲市場の光熱費などの維持管理費は1年間で築地の5倍程度の約76億円、掛かるということで、メンバーの専門家からは「維持費を抑えるなど赤字額を縮減することが重要だ」という意見が出ました。

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