重要文化財の焼失防げ!「文化財防火デー」寺で訓練[2017/01/27 07:07]

 「文化財防火デー」の26日、首都直下地震で国の重要文化財の寺から出火したことを想定した防火訓練が行われました。

 訓練は、首都直下地震で東京・大田区の池上本門寺の本堂から出火し、多くの参拝者やけが人が取り残されたという想定で行われました。本堂では、僧侶らが重要文化財の仏像を運び出し、参拝者の避難誘導などを確認したほか、消防隊が火元の本堂に向けて一斉放水しました。1949年1月26日、奈良の法隆寺で国の重要文化財である金堂壁画などが焼失したことをきっかけに、1955年に文化財防火デーが定められ、各地の重要文化財の施設でも毎年、訓練が行われています。

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