早期化する小学校の英語教育 文科省が授業など検討[2017/01/30 20:08]

 文部科学省は、2020年度から完全実施される小学校の英語教育について、授業や教材などを検討する委員会を開きました。

 次の学習指導要領では、現在5、6年生で週1回行われている英語に親しむ授業を3、4年生に引き下げ、5、6年生は英語を正式な教科として週2時間に増やします。有識者や学校関係者で構成される文科省の検討委員会では、倍増する5、6年生の授業時間を確保するため、昼休みの10分間を英語の短時間学習に充てることや、3、4年生の英語は聞き取りを中心にした内容にすることなどが話し合われました。2018年度から先行して英語を教科化する学校も多く、文科省はできるだけ早く方向性を示す方針です。

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