“他人の煙”は「不快」 喫煙者でも4割超感じる[2017/03/02 18:17]

 他人のたばこの煙を吸わされることについて、喫煙者の4割以上が「不快」と感じていることが大学教授らからなる研究チームの調査で分かりました。

 調査は先月、20歳から79歳までの男女約1万人を対象にアンケート形式でされました。それによりますと、他人のたばこの煙を吸わされることを「不快」と感じている人の割合は全体で82.2%で、喫煙者に限っても約45%に上ることが分かりました。一方、たばこを吸わない人のうち過去に月1回以上、受動喫煙をした割合は73.5%で、その場所は「飲食店」が62%余りで最も高かったということです。調査をした九州看護福祉大学の川俣幹雄教授は、受動喫煙防止対策としてバーなどの飲食店を規制の対象にしないとする国の案について「例外を設けないことが望ましい」としています。

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