私大下宿生への仕送り過去最低に 学費高騰など影響[2017/04/05 20:02]

 首都圏の私立大学などに通う下宿生への仕送りが月平均で8万5700円と過去最低となったことが分かりました。

 東京私大教連は、昨年度に早稲田大学など首都圏にある16の私立大と短大に入学した約5000人について調べました。その結果、親元を離れて暮らす学生への仕送りは月平均で8万5700円で、前年度の調査から1000円減って過去最低となりました。最も仕送りが多かった1994年度と比べると3割以上、減っています。仕送りから家賃を引いた生活費は一日あたり790円でした。東京私大教連は「親の収入の減少に加え、学費の高騰も影響している」としています。

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