天下りあっせん再発防止へ 文科省が有識者会議設置[2017/04/07 17:00]

 違法な天下りのあっせんが相次いだことを受け、文部科学省は再発防止策を検討する外部の有識者会議を立ち上げました。

 松野文部科学大臣:「一刻も早く文部科学行政に対して信頼回復ができるよう外部有識者協力のもと、スピード感を持って議論を進めて頂きたいと考えております」
 文科省では国家公務員法に違反する天下りのあっせんが発覚し、40人以上の職員が処分されました。これを受けて、7日に立ち上げられた有識者会議は、弁護士の水地啓子氏や立教大学の原田久副総長など6人からなり、いずれも天下り問題の調査チームから文科省が選びました。現役職員と退職者が関わる際のルールやコンプライアンス研修など再発防止策について議論するということです。

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