「森友学園」2000万円不正受給か 土壌改良工事巡り[2017/04/07 15:04]

 学校法人「森友学園」が国から支払いを受けた土壌改良工事の費用約1億3000万円のうち、2000万円を不正に受け取った疑いがあることが分かりました。

 森友学園の小学校建設を巡っては、学校用地となった国有地から産業廃棄物が見つかり、2015年7月以降、撤去工事と土壌改良工事を行っています。国土交通省などによりますと、その一連の工事に掛かった費用が約1億800万円だったにもかかわらず、森友学園側が国に対して約1億3000万円と申請して支払いを受けていたことが分かりました。差額の約2000万円を不正受給していた疑いがあります。この疑惑について石井国土交通大臣は、大阪地検特捜部から協力依頼を受けたことを明らかにしました。「捜査当局と相談のうえ、必要な措置を行う」としています。

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