小笠原諸島の西之島 再び噴火 警戒を 海上保安庁[2017/04/21 07:08]

 小笠原諸島の西之島で再び噴火が確認されました。海上保安庁などが周囲に警戒を呼び掛けています。

 海上保安庁によりますと、20日午後2時半ごろ、上空からの観測によって西之島での噴火を確認しました。噴火が観測されたのはおととし11月以来です。噴火を受けて海保は航行警報を出し、付近を航行する船に注意を呼び掛けました。また、気象庁では、19日夜から西之島付近が周辺の海域に比べて温度が高くなっているのを気象衛星「ひまわり」で観測していたということです。気象庁は、西之島に火口周辺警報を発表し、火口から約1.5キロの範囲では大きな噴石に警戒するよう呼び掛けています。西之島の火山活動を巡っては、2013年11月からの噴火で新しい陸地が出現したものの、おととし11月以降は溶岩の流出が止まっていました。

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